産婦人科の池川明先生が中心で作った「かみさまとのやくそく」を見に行ってきました。
前世のことや、お腹の中の赤ちゃんに記憶があるなど、ちょっと宗教じゃないかと思う方もいるかもしれませんが、まったく宗教ではなく、これは、産婦人科の先生の記録で、子供の記憶のドキュメンタリー映画です。
小さい赤ちゃんは目も見えなく、何かを記憶する能力もないって思っていますが、赤ちゃんが実は体内にいるときから記憶をもっているそうです。
さらに、死んでから次に生まれてくる間の記憶をもっていたり、前世の記憶があったりする子どもがいます。
記憶を持った子どもが、胎内にいた時の様子を絵に描くと、かならずピンクのふわふわした壁を画くそうです。
池川先生は、多くの赤ちゃんの出産のお手伝いをしていて感じることは、
「良い出産」だけにこだわるのではなく、出産前の妊娠中のお母さんの過ごし方が大切だと言います。
もちろん妊娠中に、夫婦喧嘩が絶えなかったり、ストレスが多かったり、喫煙、飲酒など、これらがお腹の赤ちゃんに大きく影響してきます。
なので妊娠中、お母さんは穏やかに過ごすことが大切だそうです。 お母さんが妊娠中に、「お腹の赤ちゃんのことを意識して過ごす事」が重要だそうです。
赤ちゃんを意識するだけで、出産まで、お腹の赤ちゃんにより良い影響をと考えて過ごす事ができると思います。
胎内記憶を持っている子供は、生まれてくる目的を次のように話していました。
・お母さんが幸せになって欲しい
・人の役に立つために生まれる
胎児の状態でも、赤ちゃんは、外の様子が見え、音も聞こえます。
なので、家族はお腹に話しかけることで、 逆子でも、胎児に 「このままだと生まれてくるとき大変だからね」 「頭はこっちで、足はこっちだよ」 って感じで話しかけてあげることで、赤ちゃんは動いてくれます。
私たちも居心地のよい空間にはずーっとその場所にいたいと思います。
胎児もお腹の中が心地いいと、ずっーとお腹の中にいたくなります。
しかし、お母さんがストレスをかかえ、飲酒やたばこ、冷え性だったら赤ちゃんも同じところにいるので、居心地はよくないですよね。
冷え性などで体が冷えると羊水も冷たく、赤ちゃんは寒くて早く出ようとします。 これが早産につながります。 妊娠したら、足湯や半身浴、赤ちゃんに語りかけることをしてほしいですね。
生まれてくる赤ちゃんは、 「人の役に立つためにいろいろやり」 「人のためにやりつくしたら、次は自分のために行動する」 って決めてきているそうです。
自分自身も、生まれてくる前には、こんなことを決めて生まれてきてるんだなぁー。って感じながら人生を振り返ってしまいました。
子どもは目的を持って生まれてきます。 そして、その子どもは、みんな能力を持っていると思い育てることで、子どもの本来の能力を伸ばしてくれます。
何も能力がないから、その能力を付けようと育てると、本来の能力をつぶしてしまうかもしれません。
愛して、褒めて、認めて、待つ、信じることが子育ての極意だと思います。
子どもだけではなく、小さいときに傷ついて大人になったあなた。
あなたも本当は両親から「認めて欲しかった」「愛されたかった」「褒められたかった」「信じて欲しかった」かもしれません。
目の前に小さかったときの自分をイメージし、その子に「つらかったね」「がんばり過ぎたね」「泣いてもいいんだよ」「大好きだよ」「愛してるよ」って言ってあげて下さい。
もし、抱きしめられるくらいのぬいぐるみがあれば、小さかったときの自分だと思い、大人のあなたが、子どものあなたを抱きしめてあげて下さい。
あなたのインナーチャイルドが癒されると思います。 「かみさまとのやくそく」あなたは、何を約束して生まれてきましたか?
子どもも家族も笑顔になって、あなた自身も笑顔になれる、そんな映画でした。